近鉄特急と急行は何が違う?時間と料金そして…
近鉄の特急と急行の違いについて説明します。
(この情報は2016年7月現在のものです)
特急と急行の違いを考えてみた時、普通なら目的地までの到達時間だと思いますが、近鉄の場合、料金も違います。
例えば近鉄名古屋駅から伊勢神宮外宮最寄りの駅である、伊勢市駅までの時間と料金を比べてみると次の通りです。
- (急行)約1時間45分 ¥1,450
- (特急)約1時間25分 ¥2,270
時間の差はおよそ20分。料金は¥820違います。
でもなぜ料金が違うのかというと、一言でいえば、急行は自由席、特急は全席指定だからです。
指定席なので通常料金+αが必要になるんです。
では、特急と急行の車両の違いをチェックしてみましょう。
まずは全席指定の近鉄特急です。
前席指定なので座る席も決まっており、どんなに混んでも必ず座席に座る事ができます。
新幹線みたいに禁煙席、喫煙席があります。
↑そして急行はこちら。
自由席なので席が空いていれば座れますが、三重県は名古屋や愛知県への通勤通学の人も多く乗ります。
また伊勢神宮や鈴鹿サーキットなどの観光地へ向かう人も多いので、三重県北部を通過するまでは立ちっぱなしと思った方がいいです。
正直、長時間乗っていると結構疲れます。
でも逆に急行の方が良い場合というのがあります。
それは次の2つです。
- 乗る区間が短い
- 名古屋から離れている
またこの2つの条件の両方を満たすなら、必ず急行に乗った方が良いです。
どういうことか実例で説明しますね。
例えば鳥羽水族館で有名な鳥羽駅から、伊勢志摩サミットが開催された賢島までの時間と料金を調べてみると次の通りです。
- (急行)約40分 ¥470
- (特急)約30分 ¥980
時間は10分しか違わないのに、料金は倍以上特急の方が高いです。
私の感想ですが、10分くらいの差なら急行でも良いと思います。
また曜日や時間にもよりますが、名古屋から離れているので、座席に座る事ができる確率はかなり高いと思います。
まとめですが、近鉄特急は、全席指定なので座れるし早く着きますので、長い区間の時に使うと良いと思います。
また急行は、短い区間で利用したいですね。
また急行電車が空くタイミングですが、これも曜日と時間帯によりけりですが、私の経験上、津駅から名古屋よりの駅になると徐々に混み始める様な気がします。
この逆で名古屋を出て津駅から遠くに行けば行くほど、座席が空いてくると思います。
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